導入しました。
使い心地は、また後ほど。
関連する話で、こんな話が。
BS電波が原因、ソフトバンクのULTRA SPEEDが速度低下
> 2012年3月より、BSデジタル放送にBS21とBS23の2つのチャンネルが追加される。このため、衛星放送事業者が2月20日より試験電波の発射を開始した。ところが、住宅などのBS放送受信機の不良などで漏れ出た電波がULTRA SPEEDと干渉し、通信速度の低下や接続自体ができないといったトラブルを引き起こしているという。
今回導入したルーターが「007Z」なので対象です(笑)。
この話いろいろ混同しているようなので、ちょっと解説を。
速度低下について2つ要因があります。
1)キャリア自体の問題(単純に回線が輻輳・混んでいる場合)
これはソフトバンク自体に頑張ってもらわないと(笑)。
ドコモとかでもそうですからね。
2)周波数問題(電波干渉)
これは今回のケースでしょう。だいぶ前から言われていたことですが、総務省からはこのように発表されています。
【総務省】 一部の形態のBS放送受信システムの電波干渉問題について
ダウンコンバートされたBS-IF信号が同軸ケーブルから漏洩して影響を与えるという問題です。
●BS21
使用周波数:12.09758 GHz~12.12458 GHz 中心周波数:12.11108 GHz
BS-IF:1419.58 MHz~1446.58 MHz 中心周波数:1433.08 MHz
●BS23
使用周波数:12.13594 GHz~12.16294 GHz 中心周波数:12.14944 GHz
BS-IF:1457.94~1484.94 MHz 中心周波数:1471.44 MHz
いままで、BS21とBS23は使っていませんでした。ポイントなのはBSからの直接波は干渉しないということ。
問題は、BSアンテナ以降(ダウンコンバーター後)のBS-IFです。
ソフトバンクが 1.5 GHz帯を使っているので、ぶつかる!?、と、これが問題になってます。
本来は、BS-IFは空中に漏らしてはいけないという原則があるので、この周波数の割り当てを受けてるわけですから、優先権もソフトバンクにあります。今回の問題に限ってはソフトバンクのせいとは一概に言えません。どちらかというと、漏らしている側のテレビ施設のほうに問題があります。厳密には電波法にひっかかるでしょう。
改善義務も漏らしている側の、テレビ施設にありますよね。
アンテナの場合、従来のΩバンド型の接続端子(いわゆる皮むいて接続工事するタイプ)だと漏れる可能性が出てきます。
きちんとF型接線タイプの端子に変換する必要があるでしょう。
この点に関しては、ソフトバンクは気の毒だと思います・・・。
ただ、電波が漏れるのは微弱だと思います。干渉するほど漏れたら一大事です。そうとう電力が大きい。要は空間の電力のおおきさでしょう。
でも、スピード低下の言い訳として、この話を全てで使って欲しくはないですね。
様子を見てみたいとおもいます。