スパコン「京」、2期連続首位。

●スパコン「京」、2期連続首位。
11月期のTOP500が発表されたわけですが、2期連続で首位。
あまりニュースでやらないので、いちおうあげとこう(笑)。

TOP500によると下記のとおり。

1位 京
RIKEN Advanced Institute for Computational Science (AICS) Japan K computer
SPARC64 VIIIfx 2.0GHz, Tofu interconnect / 2011 Fujitsu
Cores:705024 Rmax:10510.00 Rpeek:11280.38

2位 天河一号A(Tianhe-1A)
National Supercomputing Center in Tianjin China NUDT YH MPP
Xeon X5670 6C 2.93 GHz, NVIDIA 2050 / 2010 NUDT
Cores:186368 Rmax:2566.00 Rpeek:4701.00

ということなので、Rmaxを見ると、10.51PFLOPSに対して、2.57PFLOPSという具合。
コアの数も桁違いのような気もするが、4倍近く差が出てますね。日本優勢(^_^)/

ちなみに商用版である、PRIMEHPC FX10は、東京大学情報基盤センターに納入予定とのこと。
ここへ納入するシステムの計算ノードは、4,800ノードのPRIMEHPC FX10をラック50台で構成するらしい。



ちなみにNECも、SX-9の後継機の開発に着手したらしい。
SX-9といえば、地球シュミレータ2が代表例かもしれないが、なによりベクトル型コンピュータ。
最近、「京」も含めてスカラ型コンピュータばかりなので、期待されますね。



スパコン御三家といえば、富士通・NEC・日立、ですが、日立は最近どうしているのかな~?、とおもったら、出してました。^^;
POWER7ベースのSR16000が出てました。^^; これもベクトル型。



スカラ型やら開発費やら事業仕分けやらで、スパコン事業から撤退している企業が多かったけど、また活気づきそうです。
(事業仕分けは直接は関係ないか・・・)

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