VMware Serverを再び・・・。MCDPC.EXEの解決をみた。

天気、ようやく治まってきました。
風がまだ冷たいですが・・・。

さて大雨だったので外に出られないので、ここ一ヶ月間で検証したものをまとめてみた。

一ヶ月前に、検証予定の件をこのページで公表しましたが、一応の進展を見たので報告します。^^;

●QEMU KVMの仮想化環境で上記の検証をしてみたが・・・。
とりあえず、テキストベースでは通信でき、4ポート使えました。
がしかし、バイナリ転送がうまくいかないというトラブルに見舞われました。
QEMUのシリアルエミュレートが16550Aの完全互換ではないようで、バイナリ転送を始めると、ホスト側がNAKしてしまい、通信失敗に・・・。

これは、80%成功といったところでしょうか。

●物理マシンで逃げてみたが・・・うまくいかず。
仮想化でやってみたが上記の件によりうまくいかず。
一応目標としては、完全復活が目標なのでQEMU KVM方式は断念しました。

・SUGA-NETさんのやり方で試してみましたが・・・。
MASHをtelnet接続で使える様にする!

で、物理マシンで対応するように逃げたわけですが、今度はRS232C拡張カードがISAしか対応できず、本体内蔵の2ポートはOKなのですが、拡張した2ポートが不安定という問題が発生して難儀してました。
RS232Cポートが4つほしいので、ISA用拡張カードを2枚入れてみて試しましたが、
WindowsXP環境下ですと、16450とMCDPC.EXEが認識されるようで、本体内蔵の2ポートは通信できたけど、拡張した2ポートは認識はするが通信できず・・・。

これもだめそうです。

●原点に立ち返り・・・、VMware Serverで試してみた。
そもそも検証の目的は、「仮想化+ホスト完全復活」が目的だったわけで、目的に外れていました。
そこで手法を変えて、VMware Serverで試してみました。構成は、QEMU KVMによる仮想化と同じです。
まだテスト段階で、1ポートのループバックですが、IODATAのRS232C拡張カードである「RSA-PCI2/P4」で試してみました。

今回は結果として「成功」しました!!!。
YMODEMもしっかり転送できています。

やはり、仮想化環境の問題だったようです。VMwareのほうが再現性は高いようですね。さすが商用環境(笑)。
QEMU KVMのほうがスピード的には速いようですが。特殊なハードをつけるとVMwareのほうが分があるようです。
今後のQEMU KVMのRS232C部分の再現性に期待したいです。

とりあえず、VMware Serverで構築することにしました。後ほどポートを4ポート化します。

とりあえずご報告まで。

追伸)
もともとKINETの仮想化を進める上で、3台仮想化用のホストマシンを構成する予定だったので、そのうち1台がVMware Serverになることになりました。のこりは、QEMU KVMで構成します。

Core i7で構成する予定なので、極端なオーバーセールしなくても、1台あたり仮想マシンを8台分くらいまかなえそうなので、3台×8台で24台ほど、仮想サーバを構成できそうです。^^;

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