●静御前 除幕式
静御前についてはこちらを。思案橋の伝説に基づいて建立されました。
●静御前:銅像建立へ 伝承とまち活性化に 来月1日・古河のトモエ乳業工場 /茨城
> 源義経に寵愛(ちょうあい)された静御前の伝説を伝承し、まちの活性化につながればと、古河市下辺見のトモエ乳業(中田俊男社長)は4月1日、工場の一角に静御前の銅像を建立する。
> 創業50周年に当たって、「何か思い出に残るものを」と、昨年、社員や中田社長の友人らから話が持ち上がり、地元に伝わる静御前の銅像作りが決まった。工場横には向堀川が流れ、川には思案橋が架かる。
> 古河市史の「鎌倉時代の古河」などによると、義経が奥州の平泉に落ち延びると、静御前も後を追って平泉を目指したが、義経の死を知らされ、この思案橋で行くか戻るかと思案したとされる。「手元の柳を結び、迷いし道の印とし、都の方に向かった」という。そして京都に戻る途中の埼玉県栗橋町で亡くなったと言われている。また、栗橋町から同市中田に移った光了寺には、静御前の遺品として舞衣が保存されている。死没地については全国各地に伝説があり、定説はないという。
> 建立される銅像は、高さ195センチで、150センチの台座の上に立ち、柳の木を手にした旅姿を表現している。当日は社員のほか、地元の人ら約700人が除幕式に参加し、歌芝居などが披露される。【河部修志】
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> 毎日新聞 2007年3月18日